XiaomiPad5レビュー 【安く済ませたいならあり】

 Androidタブレットで唯一iPadに張り合えると思っているXiaomi Padの最新モデル「Xioami Pad6」が発売されたので今回はそのひとつ前のモデルである「Xioami Pad5」をなんだかんだ1年以上使い倒した私の話をしようと思います。

 [目次]

  1. 特徴
  2. スペック
  3. 外観
  4. MIUIが便利
  5. セキュリティが弱い
  6. パソコンとして使えるか
  7. iPadを買えばより幸せになれる
  8. タブレットをおすすめできる人

 

1.特徴 

 Xiaomi Pad 5の特徴は「そこそこの価格でそこそこの性能」とだけ覚えて帰ってください。

・Snapdragon860

・11インチ120Hzディスプレイ

が4万円ちょっとで買えていた(過去形)のがこいつの最大の魅力です。

2.スペック

サイズ 254.6x166.2x6.8(mm)
重量 551g
ディスプレイ 11インチ
2560x1600(WQHD+)
120Hz
CPU
Snapdragon 860
 
メモリ 6GB
ストレージ 128GB/256GB
カメラ リア:1300万画素
フロント:800万画素
バッテリー 8720mAh

 ●ディスプレイ

 この価格で120Hzに対応してくれているのは地味にうれしいポイント

画質も使っている中で粗さが目立つことは無いので十分

  

 ●Snapdragon860 6GB

  Antutuベンチマークの結果は57万点。60万点が快適に使えるラインですが、通常動作で不満を感じることはありませんでしたし、1年以上たった今でも性能不足を感じることはありません。

 ●バッテリー

  100%から20%までは14時間、0%までは17時間持つ計算になります。8000mAhにしては少ない気もしますが、そこまで頻繁に使うものでもないので、気にならない範囲だと思います。

 ●カメラ

  カメラはおまけです。作例はありませんが、暗所はノイズが乗りまくりますし、明るくても粗さが目立ちます。黒つぶれ、白飛びもするので、これで写真を撮ろうとは思わない方がいいでしょう。

3.外観

 黒と白の2色展開があり、私は黒を購入しました。

 背面はカメラユニットがあるだけ。

 下側にはUSB-C端子とスピーカー

 上側はスピーカーと電源ボタン。指紋センサーなどは搭載していない

 4つのスピーカを搭載しているので、音質も迫力もよし。

 右側面には音量ボタンと専用のペンを充電するためのマグネット

 左側面には専用キーボードを接続する端子。

  

 前面は11インチの画面が広がる

 ベゼルは気持ち広め。手に持った時に画面に指がかからない太さになっているので使いやすい。フロントカメラもあり、唯一の生体認証である顔認証もこのカメラを使って行う。

 

4.MIUIが便利

 Xiaomi Pad 5にはXiaomi独自のOSである「MIUI」が搭載されています。そのためXiaomi製スマホと同じ機能を使うことができます。

 ●デュアルアプリ

  LINEなどのアプリを複製できる機能。

 タブレットで使うかと言われると微妙ですが、LINE以外のSNSアプリやゲームも複製できるので、使い方によってはいろいろ便利かもしれません。

 ●セカンドスペース

  1つの端末にもう1つアカウントを作成できる機能。ストレージも分けられるので、完全に別の端末として使うことができます。

画面分割やフローティングも使うことができます。画面が大きい分こういった機能は使いやすい。

(縦画面は使いにくいかも)

5.セキュリティが弱い

 生体認証は顔認証のみに対応している。もともとはまともに使えていたのに、いつだかのアップデートで24時間ロックを解除していないと、パスコードしか受け付けなくなるようになっていました。開くたびにこうなってしまうので、どうにか直してほしい。

 

6.パソコンとして使えるか

画像はXiaomi Pad 6

 タブレットをパソコンとして使うというのはよくある話。キーボードケースなども販売されているので販売側もそのような利用を想定しているはず。一応こいつにもキーボードやマウスを接続すればブラウザベースの作業なら可能です。はてなブログのアプリもあるので、書こうと思えばブログも書けます。ただ、パソコンのようなものであってパソコンではないというのが本音で、キーボードとマウスを持ち運ぶという時点でタブレットとしての優位性を失ってしまいます。

 

 結局はパソコンを使いたければパソコンを使えという当たり前の結論に至ってしまいます。

 

7.iPadを買えばより幸せになれる

 10年以上使われてきたiPadにはプロ向けの便利なアプリ・機能があり、安いだけでは追い付けないような利便性を秘めています。

 Xiaomi Pad 5にあるのは4万円で120Hzという点だけ。弱みがないけど強みもない。

どこにも尖ってないからどこにも刺さらない、それがXiaomi Pad 5。

明確な利用用途を持っているならば、iPadを買えばいいという話です。

  

           (ペンもあるので意識している)

  

8.タブレットをおすすめできる人

 若干批判的になってきてしまいましたが、どこにも尖っていないということは、逆に何も用途を決めていない方には向くということにもなります。

大画面で動画・雑誌を見たい、日常のふとした瞬間にちょっと使うだけでいい、パソコンほどの機能は必要ないから手軽にコンテンツを消費したいなんて方におすすめできるタブレットです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上Hakutoでした。

  


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