モニターの選び方

 外部モニターって1枚でもあると便利で、特にノートパソコンをメインで使っていると、内蔵ディスプレイだけでは作業効率が悪くなってしまいますが、15インチくらいののモニターが別であるだけでも、効率は格段に上がります。


 そんなモニターですが、画面サイズや性能など見るべきポイントが多くあるので今回はモニターの選び方について私の独断と偏見でお話します。

 

[目次]

1.自分にあったサイズを見つける

2.機能を見る

3.端子の種類

4.最後に

 

1.自分にあったサイズを見つける

 モニター選びでまず迷うのがサイズ。机の広さにもよりますが、24インチがおすすめです。外出先でも使いたいといった方は15インチでも大丈夫ですが。自宅で固定して使うなら、20インチ以上を選んだほうが幸せになれます。

 具体的な大きさに関しては下の表を参考にしてください。

 

2.機能を見る

 次に重要になってくるのが、モニター自体の性能。難しいワードも出てくるのでかいつまんでお話します。

・解像度

 縦横の表示できるピクセル数のこと。この値が高いほど、映像が鮮明になる。

多くのモニターは1920x1080pが標準です。またFHD、2Kも同じ意味です。

横の幅が広いモニターでは2560x1440p(Wide-Quad-HD)という解像度も存在します。

こういった値は1280x720p(HD)を基準にしているので覚えておくと良いかもしれません。(縦横をそれぞれ2倍しているので、全体では4倍になっている)

 

・リフレッシュレート

 1秒間に何回画面が描き変わるかの値。基本は60Hzか75Hz。パソコンの性能や、ケーブルの規格に左右されるので、ゲームをしない場合は60Hzを選んで問題ありません。

 

・パネルの種類

 VA、TN、IPSなど使われているパネルの種類のこと。

 とりあえずIPSを選んでおけば高い画質と広い視野角が手に入るとおぼえておいてください。ゲーミングモニターは応答速度を高くできるTNが多いですが、映像の質はあまり高くはないので特別な用途に使わないのであればIPSで幸せになれます。

 

・応答速度

 パソコンの処理と映像が映るまでの遅延時間。

 コンマ1秒を争うゲームの世界ではms[0.001s](1000分の1秒)という僅かなタイムラグですら重要になってくるのでゲーマーであれば重視したいところですが、事務用途であれば全く気にする必要はありません。

 

・色域・色精度

 色域は色を表現できる範囲、色精度はどのくらい正しく色を表現できているかの値

色域は「DCP-I3」色精度は「sRGB」と表記される。

 要するにこのモニターがどれだけ色を表示できてどれだけ正しく色を表示できるのかということ。%で表されており、この値が大きいほど性能がいいということになります。ただ安いモニターでも90%、95%、下手すると100%を謳っている製品もあるので、性能がいいからと食いつかないようにしましょう。

(たまに本当に高性能で安いモニターもあります。) 

 

3.端子の種類

 最後にこれ。そのモニターがどんな接続に対応しているか。ある程度のモニターならHDMI1つはついています。値段が上がると、DP、USB-Cが増えたり、HDMIの数が増えたりします。ここは、そのモニターをどの機器間で共有するかによって決めてください。たとえば、ノートパソコンの拡張モニターとしても、ゲーム用のモニターとしても使いたいのであれば、HDMI端子を2つ搭載したものを選ぶなどです。

 また高リフレッシュレートでゲームをプレイしたければ、高リフレッシュレートを出せるDP端子がついたモニターを選びましょう。 

 またUSB-C端子を搭載したもののなかにはケーブル1本で映像出力・給電ができるものもあります。モニター自体にハブ機能を搭載しているものもあり、モニターをUSBドックのように使うことができます。

安いモニター              高いモニター

4.最後に

 今回はモニターの選び方についてお話しました。簡単でしたが、参考になりましたら幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、Hakutoでした。