Soundcore Life Q30レビュー

コスパヘッドホン

個人的な意見なんですが、イヤホンって耳に何か入っている感覚が気になって快適に使えずずっとヘッドホンばかり使っていました。ある時、ノイキャン付きヘッドホンが欲しくなり、探し求めた結果出会った「Soundcore Life Q30」を今回はレビューしていきます。その後、とあるイヤホンに出会ってイヤホン好きになったのはまた別のお話。

画像出典:Anker

 

Soundcoreは充電器やモバイルバッテリーで有名なAnkerのオーディオブランドです。Soundcoreのヘッドホンでノイズキャンセリングを搭載したモデルは全4製品ありますが、Soundcore Life Q30は価格8,990円のちょうど中間の製品です。4製品それぞれの性能を比較するとこんな感じです

上位製品になるにつれて下位製品との性能の違いがあまりなくなるので、この価格帯でこの性能をしていれば特段不満を感じることはないと思います。ウルトラノイズキャンセリングやLDACはほしい方限定だと思います。
 
●音質
 次は音質について。音質はかなり良いです。低音から高音までしっかりと聞こえ、人の声などもよく聞こえます。初期設定でも、不満なく使うことができます。Life Q30を購入する前は、ワイヤレスイヤホン(4000円ぐらい)を使っていて特に不満はなかったはずなのですが、Q30を使ってみると、今まで聞こえていなかった音が聞こえるようになり、音楽鑑賞が楽しくなりました。
 
●フィット感
 ヘッドホンで重要になってくるのが付け心地。私は頭が大きいほうなので、大体のヘッドホンは長さを最大にしてギリギリ耳に届くくらいなんですが、Q30はかなり余裕があってちゃんと耳に届くので付けていて不快感は感じません。圧迫感も購入したてのときは側圧が気になりましたが、使っていくうちに広がっていくので、しばらくすればあまり気にならなくなります。
画像出典:Anker
 
 この製品で一番注目したいのがノイズキャンセリング。Soundcore Life Q30は周囲の状況によって3種類のモードを選ぶことができます。
 
画像出典:Anker

 

 特に交通機関モードは、先日飛行機に乗った際に使ってみましたが、飛行機のエンジン音がほとんど聞こえなくなっていて、気が付いたら離陸していたなんて経験をしました。CAさんと会話をするために、外音取り込みにしたときに、飛行機ってこんなにうるさかったんだと思ったほどです。このモード切替はSoundcore専用アプリから設定できます。
 
●マルチポイント
 Soundcore Life Q30は2台の機器と同時にペアリングでき、それぞれ使い分けることが可能です。(1つ目の機器に接続し音楽を再生した状態で、もう1つの機器で音楽を再生すると1つ目が消え、2つ目が再生されます。)
 
 掛かってきた電話にもスマホを取り出すことなく、ヘッドホンの操作だけで、応答でき、内臓マイクでハンズフリー通話もできます。ただ、マイク性能にはあまり期待ができないので、あくまで非常用と思ってもらった方がいいでしょう。
画像出典:Anker
 
●バッテリー持ち
 ノイズキャンセリング使用時は40時間、通常使用時は60時間持ちます。私の使い方だと、5日に一回充電するぐらいの頻度で使っています。あまり使わないと、10日ぐらい持つこともあります。バッテリー持続時間に関しても、そこまでハードな使い方をしなければ、問題にはならないかなと思います。
 
●最後に不満点

 ・操作性が悪い

 Q30にはボタンが右に3つ、左に2つ、計5つあるのですが、似たような形状のボタンが多いので、右左を付け間違えるといろいろと不満が積もってきます。
 また右イヤーカップの側面を触ることで、ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えることができるのですが、付けようと思って触ったときに反応して、設定が変わってしまうということが頻発しました。
 
最後に
 そうは言っても不満はこのくらいしかなく非常に満足に使えています。マルチポイントのおかげで、複数デバイス間で共有できるので、一日中これを付けています。長持ちするバッテリーのおかげで、家でも外でも音楽を楽しめています。1万円以下でこの性能が手に入るのならば、かなりコスパの高い製品だと私は思います。この価格でここまでの性能があると、上位製品はどんな完成度になっているのかがきになるので、時間とお金に余裕があれば、その製品もレビューしてみようかなと思います。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、Hakutoでした。
 
 

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