Windowsでクラムシェルモードをしたい話
デスク作業を快適にするには、マウス、キーボード、モニターという三種の神器(勝手に呼んでいる)が必要になってくる。私のようにノートパソコンをメインで使っているのであれば尚更だ。
そんなノートパソコンだが、27インチモニターをメインで使うと、どうしても邪魔に思えてきた。というのも外部モニター1つで作業領域を確保できていることや、狭いデスクでノートパソコンを開いた状態でおいて置くのは、圧迫感を感じる。そのせいで作業効率が下がってしまえば元も子もない。そんな訳でどうしようかと考えた結果、「Windowsをクラムシェル運用すればいいんじゃね?」的な結論にたどり着いたので早速実践したお話です。
- クラムシェルモードとは
- 事前情報では...
- できたの?
- 変更した設定など
1.クラムシェルモードとは
MacBookユーザーなら聞いたことある言葉かもしれませんが、端的に言うと画面は外部モニターを使って、デスクトップできなノリで使おうって話。
MacOSでは、標準機能として、「電源の接続」+「モニターの接続」がなされていれば、画面を閉じてもスリープされず、デスクトップPCかのように使えるクラムシェルモードを搭載しています。OSとしてその機能が用意されているだけで、別にWindowsでもできるのでは?と思ったのがつい先日の話。
2.事前情報では...
1.画面を閉じたまま電源を入れることができない
2.スリープが不安定
がありました。
1.画面を閉じたまま電源を入れることができないはクラムシェル化しようとしているのは、ノートパソコンで、ノートパソコンはあくまで、画面を開いて使うことを前提として作られているので、電源ボタンは基本的に内側についている。(外側についているものもあるらしい)
そのため、画面を閉じた状態では電源を入れるのは難しい。
では、電源ボタンを押さずとも、電源を入れる方法があるのか。これに関してはあるにはあるというのが正解で、スリープモードにしてしまえば、キーボードを叩くか、マウスのクリックでスリープモードが解除できる。じゃあそれでいいいじゃんと思うと2の問題にぶつかる。
2のスリープが不安定というのは、スリープをしても、すぐにスリープから復帰してしまうという問題。いろいろ試した方がおられましたが結局うまくいかない例が多かったです。
そんな2つの壁があってWindowsのクラムシェル運用は難しいということでした。
3.できたの?
結論から申し上げますと、できました。スリープモードにしてもすぐに復帰しませんし、マウスクリックで復帰できます。今のとことは不安定になる様子もなく快適に使えています。
なぜできたのかは今のところ分かっておらず、調べたような事が起こったあとに、しばらく試していると急にできるようになりました。
一つやったことといえば、デバイスを接続する順番を変えたことぐらいです。
モニターやUSBデバイスを先に接続して、その後電源を接続すると問題なく使えてしまいました。それが直接の理由かはわかりませんが、もしよければ試してみてください。
4.変更した設定など
ここからはクラムシェル運用をするにあたって変更した設定を紹介します。
1.画面を閉じたときの動作
2.ディスプレイの表示設定
1.画面を閉じたときの動作
スタートから「コントロールパネル」を開き
システムとセキュリティ
電源オプション
カバーを閉じたときの動作を「何もしない」に変更する
基本は「電源に接続」の項目のみで十分だとは思います。
2.ディスプレイの表示設定
スタートから「設定」
システム、ディスプレイ
「◯のみ表示する」に変更する。
こうしておくと内蔵ディスプレイには出力されなくなるので、画面を開いても表示がバグることがなくなります。たまに内蔵ディスプレイも使いたい方はこの設定は無視してもらっても大丈夫です。
(Windowsキー+Pキーでも設定可能)
5.最後に
今回はWindowsPCをクラムシェル運用した話でした。
ネットにあった事象が私にも起こりましたが、よく分からずに解決してしまいました。
何も参考にならなかったとは思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、Hakutoでした。